当院について
当院のホームページをご覧頂きありがとうございます。埼玉県川口市なのに「江戸」という住所の野口接骨院院長の野口和久です。野口接骨院は1993年に川口市江戸に開業し、28年間(2021年現在)にわたり保険診療のみを提供しております。
当院では
- 一人一人の患者さんに笑顔で接し、よく話をして信頼関係を築いていきたいと思います。
- ケガや治療方法を分かりやすく丁寧に説明をして、患者さんに理解していただけるように心がけて治療を行います。
- スポーツ障害・外傷、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷など痛みの治療に対して、学校や仕事、家庭などの個々の状況などを患者さんと共に話をしてベストまたはベターな方法を考え治療にあたります。
例えば、中学生のスポーツ障害の時では、ケガの程度・学年・競技種目・レベル、高校にいって競技を続けるのかなどにより固定期間、安静期間、競技復帰時期を考えています。たしかに安静にしていた方が、早く治るので1年生は、ある程度の期間しっかり休みをとらせ再発の防止に重点をおく場合が多いのですが(ベスト)、3年生で引退が近い場合、ストレッチ指導・アイシング・各種テープ(スポーツ・キネシオ)を行い、疼痛管理をしながら競技を続け引退後にしっかり治すなど(程度がひどくてダメなときはダメといいます。)本人や家族と相談をして(ベター)治療方法を選択するように心がけています
- 治療の選択肢を広げるための努力をつづけます。
上記4つを信念として日々の治療に頑張っています。
また、川口市の中学総体(バスケットボール・陸上競技)、川口市OBソフトボール大会、川口マラソン大会、川口市たたらまつり等にトレーナー・救護ボランティアにいってますので、もし会ったら気軽に声をおかけください。
院長プロフィール
経歴
1993年 現在の野口接骨院開業
1985年 東京都葛飾区丸山接骨院で8年勤務
1985年 東京都で柔道整復師の資格取得
資格など
柔道整復師
日本体力医学会 健康科学アドバイザー
川口市介護認定審査会委員
介護支援専門員(ケアマネージャー)
川口市剣道連盟副理事長
四誠館 指導員 (ホームページ:https://shiseikan.jimdofree.com/)
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検査・治療機器
主な治療機器を紹介します。これらの機器を活用し、スポーツ外傷・障害、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(筋肉・腱の軟部損傷)等の痛みなどに対して治療いたします。
検査としては当院にてエコー画像検査や提携の医院にてレントゲン・CT・MRI等も行います。
これらの器械は、患者自身の力で(自然治癒力)治すのをサポートするものです。当院では、これらを活用しより効果的な方法を見付けられるよう心掛けています。
超音波診断装置 ARIETTA Prologue |
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仕様と特徴 |
医療機器承認番号 227ABBZX00109000 ARIETTA Prologueは、デザインや操作性を徹底的に見直し、ユーザーの使用環境や使い方に柔軟にフィットしながら、先端の超音波診断装置としての十分な機能を提供します。 【ディスプレイ】 ・全面タッチパネル ・無線対応 ・簡単設定 【高機能】 【ポータビリティ】 |
総合刺激装置 ES-520 |
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仕様と特徴 |
管理医療機器(特定保守管理医療機器)<クラス I> 低周波治療器及び関連機器(干渉電流型低周波治療器及び吸引装置) この1台に、4極干渉波/2極干渉波/TENS/EMS/RUSSIAN/MCR/Hi-Voltageの電気刺激モードを搭載しました。
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クライオセラピー(Cryo5) |
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仕様と特徴 |
管理医療機器(特定保守管理医療機器)〈クラスII〉
治療部位の表面状態と治療の目的に応じて、最適な流量レベルを6つの中から選択可能に。 軽量かつコンパクトな設計ながら、大型装置に匹敵する冷気供給能力を実現。 薬物に頼った治療を減らし、捻挫や関節症などさまざまな症状に有効な冷却療法は、スポーツ選手の治療にも多く利用されています。 |
その他
- 頚椎・腰椎牽引
- SSP
- マイクロ波治療器
- 赤外線治療器
- 干渉波治療器
- 低周波治療器
等があります。
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診察料金
野口接骨院は完全保険診療です。
エコー画像料金などは別途自費になります。
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診療時間
野口接骨院は、初診を含め予約の必要はありません。直接ご来院いただき、受付順でご案内いたします。保険証をお持ちください。
お問い合わせ・ご相談はお電話にて承ります。 ☎ 048-282-7888
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:00~12:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 休院 |
15:00~20:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 休診 | 休院 |
土曜日 午前9:00-午後12:30まで
休診日・・・日曜・祝祭日(急患随時受付 ご連絡ください)
急患受付 埼玉県川口市江戸3-26-12 電話 048-282-7888
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みなさまの声
グーグルマップのコメント欄でコメントをいただいております(グーグルマップへ)。個別のお問い合わせはお電話(048-282-7888)からお願いいたします。
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アクセス
住所
〒334-0074
埼玉県川口市江戸3-26-12
捻 挫
捻挫とは、関節に外力が加わり非生理的で過度な運動が強制された場合、関節包や靭帯等の関節支持組織に断裂などの損傷が生じた状態をいう。
捻挫には、第1度から第3度まで程度による分類があります。
第1度皆さんが一般的に思われている捻挫です。 靭帯・関節包等が、一時的に伸ばされたために炎症を起こしたもので 普通は2・3日で痛みがなくなり自然治癒するものが多いです。 |
第2度靭帯・関節包等の一部切断したもので、治療には2週から6週はかかり 程度によってギプス固定も必要になります。 よく相撲で足の前距腓靭帯不全断裂により休場などと聞きますが、 実は第2度の捻挫を詳しくいうとその様になります。 足関節の捻挫では休むのがかっこ悪いのかな? |
第3度靭帯・関節包等の完全断裂したものです。 これは、手術の適応になるものが多いです。 |
応急手当・検査等は後述します。
骨 折
骨折とは、骨組織の連続性が完全あるいは、部分的に離断された状態をいいます。骨折には、骨の性状による分類として外傷性・疲労性・病的骨折があります。
外傷性骨折
正常な骨に外力が作用して、起こる骨折
疲労性骨折
一度だけでは骨折を起こさない程度の外力が持続的に作用するかまたは一方的に衝撃性外力が繰り返し作用してそれが集積されて骨折を起こすものです。
好発部位としては
陸上競技・ランニング等による足の甲 第2・3・4中足骨部の骨折
サッカー・バスケットボール等による脚のすね 脛骨骨幹部骨折
ゴルフ等体幹を捻転する競技による肋骨骨折(右利きの人は、左背部)
病的骨折
骨に基礎的疾患があって骨組織が脆弱になっているときに、正常な骨では骨折が起こりえないようなわずかな外力、あるいは外力無しに骨折するものです。
くる病・骨形成不全症・骨粗しょう症・骨腫瘍・骨肉腫・化膿性骨髄炎等
骨折の症状としては、痛み・腫れ・内出血・変形・機能障害等があります。
骨損傷の骨のつく日数の目安
部位 | 期間 |
指骨 | 2週間 |
肋骨 | 3週間 |
鎖骨 | 4週間 |
前腕骨 | 5週間 |
腓骨 | 5週間 |
上腕骨 | 6週間 |
脛骨 | 7週間 |
下腿骨 | 8週間 |
大腿骨 | 10週間 |
大腿骨頚部 | 12週間 |
上記の日数は骨癒合の期間の目安です(固定をとる期間)。
治療期間はだいたい約2倍といわれています。
年齢・骨折自体の状態、全身症状などにより左右され、糖尿病・骨粗しょう症の方は治療期間が長期化することがあります。
外傷性炎症機転(負傷)⇒肉芽形成⇒骨新生⇒未熟な骨⇒成熟した骨
脱 臼
脱臼とは、関節を構成している骨と骨の端が解剖学的状態から完全または不完全に転位して、関節面の生理的相対関係が失われている状態をいいます。
脱臼の症状は、
一般的な症状として
1.圧迫感のある持続性の痛みがある。
2.腫れおよび関節血腫がある。例外として顎の関節と子供の肘の脱臼では、すじが伸びるのみで出血は無い。
3.機能障害
固有症状として
1.弾発性固定 他動的に動かすと弾力性の抵抗があり、ある程度動かすことはできるが、他動的な力をぬくと再びもとの位置に戻ってしまうような状態。
2.関節部の変形などがあります。
脱臼は、なるべく負傷後早い時間に整復(直す)したほうが関節内血腫なども少なく直しやすいので、日曜日や深夜などでも我慢しないで整形や接骨院に電話して診てもらったほうがいいと思います。
肉離れ
肉離れとは、一般に筋肉の疲労や加過重により引っ張られたり刺激(介達外力)を受けて、筋膜の剥離や筋を損傷した状態を言います。
筋肉は、袋入りスパゲッティーようなかたちで、筋膜が筋線維を包んでいます。この束は、層になっていてそれぞれ血管や神経の交通があります。(丁度、スパゲッティーの
袋が数束お徳用でのりづけされた状態です。) 筋肉の束が一緒に動いていてくれているうちはいいのですが、疲労したり、捻ったりして筋膜がはがれてしまうと出血や炎症が起こり痛みがでてきます。
受傷直後は、RICE処置を行い3・4日後から温めるようにしてください。
ジョキング
走りは、スポーツの原点です。ジョキングは走り方と走る距離によってどんな人にも合い、どこででも始めることができるスポーツです。しかし、手軽にできるからといって不用意に始めたり、熱中しすぎてコンディションを考えなかったりするとさまざまな障害が生じます。肺や心臓に隠れた病気があった場合には、走ることになって病気が表面化することもあります。
走るときの足にかかる力は、体重の2・3倍になるといわれ、ジョキングをしている間のひざや足にかかる力は、のべにして膨大なものになります、その結果、膝関節の軟骨部分がすりへる{変形性膝関節症}や、お皿(膝蓋骨)の裏の軟骨がすりへる軟化症を招いたりすることがあるのです。
ジョキングでは、シューズの選択は大事なことで、路面からの衝撃を吸収してり、足の動きを正しく保つための役割を果たすので自分にあったものが絶対必要になります。また、運動を始める際のウォーミングアップ、ストレッチ、クールダウンなども十分行うようにしましょう。
ウォーミングアップ
ウォーミングアップの目的は、競技の最初から十分な力が出せるようにすることと、ケガを防ぐことが大きな目的です。
ウォーミングアップは、筋肉の温度を上げることにより、エネルギー発生系の代謝反応を高め、筋肉への血流量を増加し、筋肉が利用できる酸素の量を増加させたり、神経の伝達速度を短縮したりする働きがあります。ウォーミングアップでは、ストレッチングを行い柔軟性を増し障害予防に努めることは、もちろんですが、競技によっては、ストレッチング後に一時的な筋肉温度の上昇を伴うトレーニングを行い筋肉に緊張をもたせて(疲れない程度に)試合に臨むことも必要ではないかと思います。
車に乗る前にアイドリングしますけど、人間にも必要です。ウォーミングアップは、精神的準備の要素もあります、試合では普段となるべく同じメニューで特別に頑張りすぎて疲労してしまわないよう気をつけてください。
(ほんとうは、競技レベルや試合・練習までの時間によってウォーミングアップの方法を個々にプログラムするといいのですが・・・。 あと、競技後のクールダウンも大変重要です、特にストレッチングは絶対に必要ですのでウォーミングアップよりも時間をかけるぐらいにしてください。昔のディーゼル車はキーを抜いてもエンジンが一定の時間かかってましたよね!!)
コンディショニング
スポーツは、一生を通して行うことができますが、なるべくケガをしないように楽しみたいものです。年齢・性別・競技レベル(自己体力)は、もとより季節、温度、湿度などもケガに関係してきますが、体調のコントロール(コンディショニング)をして、なるべくアクシデントを避けるように心掛けたいですね。
コンディショニングには、健康な人が行うものと、障害・外傷を起こした人が行うリコンディションとがあります。
健康な人が行うものは、基本的な体調管理(風邪等・内科的疾患にかからないことなど)や栄養面、体重管理などをスポーツをする前に注意して、スポーツ後にはアイシング・ストレッチング・入浴などによって筋肉疲労を軽減させて翌日にはなるべく残さないようにします。
疲労が続く時には、数日間の休養はとる様にして下さい、競技タイム・パフォーマンスの継続的低下の時には、特に注意が必要です。(オーバーユース・シンドローム)
体脂肪
体脂肪計測体重計が売られるようになり体脂肪に関して関心をもつかたが多くなられてきました。スポーツ選手だけでなく一般の方も自分の身体の管理に意識をもつことは大変重要なことです。
体脂肪は、身体の中に取り入れた栄養の保管庫のようなものですが、これが多くなりすぎると体脂肪にも毛細血管による栄養が必要で血圧が高くなり心臓に負担をかけるようになります。 また、体重増加による加重関節、特に膝、腰の負担も注意しなければなりません。
人体は筋肉・軟部組織、脂肪組織、骨などで構成されますが、脂肪量は体重から筋肉・軟部組織、脂肪組織を引いた除脂肪体重で求められます。計測方法として水中体重秤量法、生体電気法、超音波法、MRI法、皮下脂肪厚測定法などがあります。
RICEについて(応急手当)
ケガをしたときの応急手当の方法です。
Rest (安静)
Ice (冷却)
Compression (圧迫)
Elevation (挙上)
ケガをしたときは、安静にして損傷部位の再負傷を防ぎ、刺激を与えることをしない。
氷などで、冷やすことによって出血している血管を収縮させ内出血をできるだけ少なくする。
また、冷やすことで末梢神経の伝達を減らすとともに、代謝の低下による刺激物質の減少による鎮痛効果があります。
圧迫することにより(弾性包帯でよい)止血と同時に腫れの拡大を防ぐ効果があり、挙上により腫れの拡大を防ぎます。
以上のように手当てをして1・2日は様子を見てもよいのですが、できれば翌日も痛み腫れがある場合は通院した方がよいと思います。1・2週間過ぎると古傷となって、なかなか治りにくくなります。